カブトエビ飼育道具

冬にカブトエビを飼育するにはヒーター+サーモスタットが必須。ジェックスサーモスタット NX003N 【観賞魚用ヒーターの温度管理用品】を実際に使ってみました。

サーモスタット導入

冬にカブトエビを飼育するにはヒーターとサーモスタットの2つを使用するのがオススメです。

 

理由は以下のとおり。

  • カブトエビの孵化に最適な水温は20℃
  • 20℃自動調節のオートヒーターが無い
  • サーモスタットは水温20℃に維持できる

 

自動温度調節機能がついているヒーターには、

  • 18℃
  • 23℃
  • 26℃

 

この3種類の温度には対応していますが、カブトエビ「孵化」に最適な水温20℃には対応していないものがほとんどです。

 

サーモスタットは、ヒーターと組み合わせることで水温を調節できる優れもの。

 

飼育する生物に優しい環境を与えて長生きしてもらう為にも、サーモスタットの導入をオススメします。

 

【簡単な使用感】

2ヶ月ほど使用していますが、故障もなく良い感じに使用できてます。

設定水温と実際の水温に「2.5℃」ほど高いという誤差がありました。

使用する際は必ず水温計を併用して、目的の水温になるよう微調整を行ってください。

ジェックスサーモスタット NX003Nを開封

サーモスタットのセット内容

セット内容は、左から

  • 取扱説明書
  • 本体
  • オンラインサポート登録案内ハガキ
  • 箱(あえて含む)

 

ハガキに書いてあるオンラインサポートに登録すると、製品を使用するうえでの様々なサポートを受けれるようです。

 

なぜハガキがあるかというと、インターネット環境がない人も、ハガキを送付すれば登録できるという配慮です。(このブログを見ている方には関係ありませんね)

本体の構造

全体図

サーモスタット本体

本体のサイズ感は、片手でラクラクと持てる感じです。

 

本体から3本の線が出ています。この時点で、普通のヒーターよりも複雑そうだと予想できます。

 

では、本体から出ている線を左から順に見ていきましょう。

電源プラグ

サーモスタットのコンセント

この電源プラグを家庭用コンセントに刺しましょう。

 

注意点は、この電源プラグを家庭用コンセントに繋げるのは最後の手順という事。

 

サーモスタットの水温計測部を水槽の中へ入れる際、水に手を入れると危険だからです。

 

サーモスタットを使う準備を全て整えてから、この電源プラグを家庭用コンセントに刺すよう注意しましょう。

電源コンセント

サーモセットのコンセントメス側

これは、ヒーターとサーモスタットを繋げる用の電源コンセントです。

 

サーモスタットが設定温度を検知し、ヒーターの電源をONにしたりOFFにしたりする際に使用される部分。

 

この電源コンセントにヒーターの電源プラグを刺さないと意味がないので注意しましょう。

水温計測部

サーモスタットの水温計

これはサーモスタットの水温計測部です。水槽の水の中に設置することで、水温を直接計って調整します。

 

この水温計測部を水槽の「水の中」に設置しないと意味がありません。

 

設置せずに、サーモスタット本体の電源プラグを家庭用コンセントに刺さないよう注意しましょう。

使用方法

ヒーターとサーモスタットを合体

アクアパネルヒーターとサーモスタットをあわせる

まずはヒーターとサーモスタットを合体させます。こうすることで、ヒーターに確実な温度調節機能を与えるのです。

 

サーモスタットの真ん中にある線と、ヒーターの電源プラグを繋げましょう。※商品によってどの線かは変わる

 

お互いの電源プラグをそれぞれ家庭用コンセントに繋げても意味が無いので注意しましょう。

サーモスタットの水温計測部を水中へ

サーモスタットの水温計測部

サーモスタットの水温計測部で水温を計って温度を調整するので、サーモスタットの水温計測部を水の中に沈めましょう。

 

この作業を忘れてしまうと、延々とヒーターが稼働して水槽の中の生物が煮えたぎってしまいます。

 

愛情を注いでいたペットを殺してしまう前に、サーモスタットの水温計測部がしっかりと水槽の水中にあるか確認しましょう。

水温計を別途用意

マグネット式水温計

サーモスタットの水温計測部は、少し誤差があるようです。

 

水温計を別途用意し、しっかりと目的の水温になるか確認しましょう。

 

水温計は水温を測るためだけに存在しているものなので、制度は高いです。

 

水温を測る際、優先するのは水温計にしましょう。

 

水温計の指し示す温度が目的の温度でない場合は、サーモスタットを微調整して下さい。

サーモスタットの電源プラグを刺す

サーモスタット電源プラグ

最後に行うのがこの作業。

 

忘れてしまうとヒーターが稼働せず、水槽の中のペットが凍え死んでしまいます。

 

全ての準備が整い、最後に電源プラグを刺すまで気を抜かないようにしましょう。

実際に使用してみた

ヒーターのつまみ位置

アクアパネルヒーターのつまみ位置

温度調節はサーモスタットが行ってくれる為、ヒーターの温度調節は高めにしておきましょう。

 

こうすると、ヒーターの火力が足りずにペットが凍え死んでしまう事を防げます。

 

サーモスタットはヒーターの稼働を調整しますが、それはヒーターが稼働状態である事が条件です。

 

水温が下がっているのに、調整するヒーター自体が稼働していない、なんて事の無いよう普段よりもヒーターの温度を強めに設定しましょう。

設置して1時間後

サーモスタット設置後1時間の水温

ヒーターを付けた直後は水温10℃でした。室温も14℃と寒いです。少し寒さに鋭さを感じる程度。

 

1時間では目的温度である20℃に達しませんでした。

 

このまま様子を見て、止まるようであればサーモスタットを調整する必要があります。

目標温度少し前に停止

サーモスタットを水温20℃になるよう調整したのですが、なんと18℃でヒーターの稼働を止めてしまいました。(別途用意した水温計が18℃を指していた)

 

このままではカブトエビが孵化しません。

 

サーモスタットのツマミを調整しましょう。

サーモスタットを調整

サーモスタットの温度を調整

サーモスタットの調整値を22.5℃に設定。

 

不足していた温度にプラス0.5℃ほどの値です。

 

理由は、カブトエビは寒さに弱いから。

 

目的の温度ピッタリに設定すると、誤差で水温が下がった際に死んでしまうかもしれません。(神経質になりすぎているかも)

設置して2時間後

サーモスタットを調整した後

水温はピッタリ20℃。問題ありませんね。

 

あとは、この水温を維持できれば完璧です。

 

あと1時間は様子を見てみたいと思います。

設置して3時間後

サーモスタットを調整して3時間後

なんと、水温20℃を維持しています。完璧ですね、サーモスタットに感謝!

 

カブトエビの飼育を始められそうです。

 

サーモスタットをケチらず、最初から導入しておけば良かったです。

水温誤差はどのくらい?

上記では1時間毎に水温を撮影していますが、もっとこまめに観察していました。

 

サーモスタットが水温を維持する際の誤差は±1℃ほど。

 

全く問題ない範囲だと思います。あとは、この効果が長持ちすれば文句なしの商品と言えるでしょう。

ジェックスサーモスタット NX003N設置時の注意点

サーモスタットのセット方法

 

本体は水槽より高い位置に

説明書には「水槽より高い位置に本体を設置」と書いてあるので、そのとおりに設置しましょう。

 

ただ、水槽より高い位置に設置しないと可動しないという訳ではないようです。

 

水槽の水が飛び散り、本体にかかってしまうのを防ぐためかな?と思います。

本体は水で濡らさない

電気製品なので、改めて説明する必要もないですね。

 

水がかかると壊れてしまう製品を水の近くで使うのだから、より注意を怠らないで下さい、という念押しだと思います。

 

ペットの命はサーモスタットが握っているといっても過言ではないので、しっかりと管理して本体を水に濡らさないよう注意しましょう。

本体を水槽の上に置かない

これも、さきほど説明したとおり、サーモスタットが電気製品だからという理由だと思います。

 

水槽の上に置くと、蒸発した水分がサーモスタット内部に入って誤作動に繋がる事を懸念したのでしょう。

 

つまり、フタの上に置かなければいいのではなく、そもそも水槽から離して置いてくださいね、という注意書きとも言えます。

水温計を必ず設置

サーモスタットの水温センサーは少し誤差があるようです。

 

必ずしも、サーモスタットの水温20℃が実際に合っているとは限りません。

 

水温計測に特化した専用の水温計を使い、確実に水温を調整して下さいという念押しです。

使用できるのは300Wヒーターまで

よほどの大型ヒーターでない限り300Wに達しないと思います。

 

大きい水槽にパワフルなヒーターを設置する場合は注意しましょう。

 

タコ足配線もしない方が良いでしょう。とはいえ、サーモスタットの水温センサーは1つだけなので、タコ足配線した所で複数の水槽を管理することはできませんね。

温度を調整する時の注意点

片手でダイヤルを操作しない

サーモスタット温度調整方法

サーモスタットの水温調節ダイヤルを触りましたが、思ったより繊細でした。

 

片手の親指だけでグリグリしようものなら、すぐに取れてしまいそうです。※あくまで感想です。実際には取れないと思います。

 

両手で丁寧にダイヤルを回したほうが、サーモスタットを長持ちさせるコツと言えるでしょう。

稼働中かどうかを見るとき

サーモスタットのランプ位置

サーモスタットの「ヒーター」という部分をみると、現在のヒーター稼働状態を知る事ができます。

 

【ヒーター部分のランプが】

  • 点いてる・・・ヒーター稼働中
  • 消えてる・・・ヒーター停止中

 

目的の水温に達しているにもかかわらず、「ヒーター」部分のランプが点灯し続けているならダイヤルを低く調整しましょう。

 

逆に、目的の水温に達していないのに「ヒーター」部分のランプが消灯したならダイヤルを高く調整しましょう。

まとめ

カブトエビを冬に飼育するのに、

  • ヒーター
  • サーモスタット

 

この2つがあると大変便利という事が分かりましたね。

 

カブトエビの適温は20℃で、その温度にピッタリ調整できるオートヒーターが無いからです。

 

特に、小さい水槽でカブトエビを飼育するとなると、ヒーターが大きくて水槽の中に入りません。

 

その問題を解決するのは、「水槽の外から暖める方式のヒーター」と「サーモスタット」が解決してくれます。

 

繰り返しですが、冬にカブトエビを飼育したいのであれば、この2つの導入をオススメします。

 

カブトエビが孵化しない or 孵化しても水温の変化についていけず死んでしまう、なんて問題を解決してくれる救世主となるでしょう。

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